藤五郎梅


■藤五郎梅の由来
梅の産地として知られる旧亀田町(現、新潟市江南区)
の萩曽根地区を発祥とする。文化〜文政年間(1804〜1829)のころ、萩曽根の青果問屋、宇野藤五郎が市場に出した梅が「藤五郎梅」として広まった。
1934年(昭和9)年には海軍御用達品に指定された。果肉が多く大玉であること、実が肉厚で柔らかく、しその着色が良いことから、梅酒や梅干に適している。
■栄養成分
水分 |
90.4% |
炭水化物 |
7.9% |
たんぱく質 |
0.7% |
炭水化物の2.5%が食物繊維(水溶性0.9%、不溶性1.6%)であり、ミネラル類は、カリウム240mg、カルシウム22mg、鉄0.6mgが含まれる。
ビタミン類は、ビタミンA(β-カロテン当量)240μg、ビタミンB1が0.03mg、ビタミンB2が0.05mg、ビタミンB6が0.06mg、ビタミンCが6mg、ビタミンEが3.3mgが含まれる。
(青字:可食部100g当たりの数値)
■その他の有効成分
有機酸(クエン酸等)、ポリフェノール(クロロゲン酸、カフェイン酸、p-クマル酸、フェルラ酸)、ムメフラール、オレアノール酸